中ミシン綴じキャンペーンより

篠原紙工の STORES では紙商品や折加工のキャンペーンを販売しています。
社内では6月に受付をした中ミシン綴じキャンペーンの名刺サイズの冊子カードが着々と仕上がっていました。商品が届いたお客様からのお礼のメールをディレクションメンバーのスタッフが社内全体でシェアしてくれて、私も嬉しくなって、実際にその頂いたメールも目で読ませてもらいました。

不思議ですね。口伝えで聞くのとはまた違って、文字を読むとメールからお客さんの人柄なども想像できて、なんだか心にグッとくるものがありました。笑
そして、今回のキャンペーンでこの小さな冊子ができるまで、ディレクションスタッフの仕事は本当にお客さんとの二人三脚の仕事だな…そんなことを思いました。

入稿する際の注意点や製本するときの詳細をわかりやすく説明し、相手がどのくらの専門知識があるかを考慮しながらのやり取りは神経も相手への配慮と想像力も使うはず。時々、ディレクションメンバーのメールのやり取りを垣間見るとお客さんとのコミュニケーションが全てと言っても過言ではないな、とよく思います。特に篠原紙工では複雑な案件も多いのでお客さんとの密な連絡は必須。

今回のお礼のメールでお客さまから、
「以前から篠原紙工さん、Factory4Fさんの活動を拝見しており、何かものづくりをお願いしたいと考えていました。今回は念願の！という気持ちでしたのでキャンペーンを開催いただき感謝いたします。こちらの質問など毎回丁寧にご対応いただきありがとうございました。度々ご迷惑をお掛けしたかと存じますが、お付き合いいただき助かりました。」

相手の質問に対して「毎回、丁寧に答える」という、ある意味当たり前かもしれないけど、その基本の大事なことをしっかりやってくれていたスタッフに感謝の気持ちと、同じ会社で働く仲間としてちょっとした誇りも感じたな。
最近よく考えるんだけど、デザインや制作物の内容とかよりも、お客さんとこちら側の(心地よい)本気度合いで仕上がる物にもコミュニケーションにも細部に質が出るなと。これもまた不思議で、低すぎも高すぎてもダメでお互いのエネルギーバランス？が大事なんだと思う。

私たち、STORESでの紙加工の受注販売は初めてで今も試行錯誤中ですが、私たちの発信や一緒に制作物を作ることで人とのつながりが持てたらいいなと思っています。「こういうのあったらいいな。」などありましたらお便りくださいね。

付け加えて、製本会社に個人で依頼をするのはハードルが高い…と思われる方も多いかと思いますが、篠原紙工ではキャンペーンの際もスタッフが窓口となってお客様一人一人に対応するので、想いを形にしたい、もしくは篠原紙工のメンバーと仕事をしてみたい！という方はお気軽にお問い合わせくださいね。